🎐 潯珩亂筆 125 - ✨差異と反復:同じ道を、違う自分で行くということ

私には夢を記録する習慣がある。

細部を思い出すのは時間がかかるし、タイピングも遅い。一文ずつ考え、一字ずつ直す。けれどスマホを使っていると、ふとした拍子にどこかに触れてしまい、書いたものがすべて消えてしまうことがある。

こんなことは、一度や二度ではない。

以前の私なら、腹を立てていただろう。自分に、スマホに、そしてどうしようもない無力感に。結局、打ち直すしかないのだから。

けれど、その日は違った。ドゥルーズの『差異と反復』を読み終えた直後に、また同じことが起きたのだ。私はふと思った。「あらかじめ用意された『違い』を携えて、もう一度同じ道を歩いてみたらどうだろう?」

結果は驚くべきものだった。最初、整理するのに20分近くかかった段落が、二度目はわずか4分で完了したのだ。

それはまるでコンピュータのプログラムのようだった。一周目はあちこちで止まっていたのに、二周目は魔法のようにスムーズ。かつて躓(つまず)いた場所の近くで、ほんの少し速度が落ちるだけ。

その瞬間、気づいたのだ。反復(繰り返し)は、決して退屈なものではない!

今回のサイクルが、前回とどこが違うのかを知っていればいいのだ。意識を持って循環(ループ)の中に入れば、リズムをコントロールできるだけでなく、前回うまくいかなかった場所を修正することさえできる。映画『グラウンドホッグ・デー』のように。毎日は同じだが、毎日は変えられるのだ。



—— 🎐 潯珩亂筆 | XC Scribbles · 壹佰貳拾伍 CXXV 🎬

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