🎐 潯珩亂筆 087 - ✨『本という、宅な人の最後の社交』 🛋️📚

私はとてもインドアな人間です。  でも、それは人付き合いが嫌いという意味ではありません。

年齢を重ねるにつれ、  意味のない時間の使い方が、だんだん耐えられなくなりました。  形だけの会話、場のための社交、実体のない交流。  それらは、私にとって価値を感じにくいものです。

新しい人と無理に出会う必要も感じていません。  本当に同じ波長で響き合えるときだけでいい。  経験上、そういう出会いは多くありません。

コロナ以降、在宅で働くようになってから、  私は自然と社会から少し距離を取りました。  逃げたのではなく、整ったのです。

生活はとてもシンプルになりました。  たまにクラスへ行き、古い友人と食事をし、映画を観る。  それで十分でした。

その頃から、本をたくさん買うようになりました。

以前は漫画が好きでした。  文字が苦手だったからです。  読むには労力がいるけれど、絵は直感的。

でも、気づいたのです。  一度描かれた絵は、それ以上広がらない。  文字は違う。

言葉は、読む人の数だけ世界を生み出します。

すべての本を読み切るわけではありません。  正直、手に取った瞬間に閉じたくなる本もあります 😊  それでも、ただ触れているだけで安心できる本があります。

今でも、私の一番好きな本は読み終わっていません。  でも、枕元にあります。  それだけで満たされるのです。

すべてを理解しなくてもいいものがある。  そばにあるだけで、十分な存在もある。

本は、私にとって「最後の社交」です。  静かな場所で、魂の波長が合う人たちと出会える。  それでいいのです。



—— 潯珩亂筆 | XC Scribbles · 捌拾柒 LXXXVII 📚

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