🎐 潯珩亂筆 034 - ✨会社では、頑張るほど危険になる

若い頃の私は、本当に純粋だった。  ディズニーを観すぎて、  リーダーとは魔法の英雄だと思っていた。知力MAX、能力完璧、最前線で突撃し、  会議では戦略を語り、裏ではKPIを暗記する存在。

でも企業社会に入って分かった。  ほとんどのリーダーは英雄じゃない。  ただの「リーダー」だ。

多くのポジションは「適任者がいるから」ではなく、 「組織が無理やり埋める穴を作ったから」存在している。  手伝えば手伝うほど邪魔になる人がなぜかリストラされず、 本当に仕事をする人ほどモブの小妖怪みたいに消耗していく。

企業の80/20ルールは理論じゃない。  生々しい現場記録だ。  20%が実際に働き、  80%は「働いているように見せる方法」を会議で話している。

一部の上層部は、  口達者な巨大パフォーマンスアーティストだ。  無意味な数字をTED Talkに仕立て、 ゴマをスイカにし、 スイカを戦略兵器にする。

私は本気で疑問に思っていた。  「なぜ適材適所にしないの?」  「なぜシステムを整理して、  効率ブラックホールを消さないの?」

その後、社会が教えてくれた。  彼らは問題を知らないわけじゃない。  ただ、触る勇気がない。

企業がある規模を超えると、  システムは古代のプログラムコードになる。  誰が書いたか分からない。  なぜこうなっているか分からない。  変えられるか?  冗談じゃない。触ったら死ぬ。

一行の無害そうな修正で、  システム全体がジェンガの塔みたいに崩れ、  責任は全部あなたに降りかかる。  元のバグを書いた人は、  もう6年半前に辞めているのに。

だから分かった。  大企業では「能力が高い」ことは通貨にならない。  「何も動かさない」ことが最高原則だ。

全員が現状維持に必死な場所では、  善意ほど事故になりやすい。

"Yes, Minister" はコメディじゃない。  記録映像だ。

企業社会が腐っているわけじゃない。  ただ、大きすぎて誰も直せないだけ。

できることは一つ。  押し潰されない場所を見つけ、  ゲームを理解し、正気を保ち、  それでも続けるかどうかを選ぶこと。



—— 潯珩亂筆 | XC Scribbles · 參拾肆 XXXIV 🗂️

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