🎐 潯珩亂筆 024 - ✨小さな存在で、大きな世界に出会う

今年の時間は、どこか不思議だ。  2025年は始まったばかりなのに、  もう年の終わりまで吹き飛ばされたような気がする。  それなのに同時に、  これは人生でいちばん長い一年でもある。

一日一日が引き伸ばされ、拡大され、  時間そのものがそっとピントを調整しているみたいだ。

今年、私は偶然のようにスピリチュアル、哲学、 そして物理・化学・数学をもう一度理解し直す入り口に迷い込んだ。

教科書の中に閉じ込められていた言葉たちが、  突然、体感になり、  エネルギーになり、  「あ、そういうことか」と身体に落ちる瞬間に変わった。

読んだこと、聞いたこと、悟ったこと——  矛盾するものもあれば、  美しく抱き合うものもある。

私はすべてを疑い、  同時に、すべてを信じている。

霧の層を進むような感覚だ。  はっきりして、迷って、ひらめいて、また迷って、また澄んで。  同じ円を回っているようで、  毎回、少しだけ深くわかっている。

私は変わり続けている。  こだわることから、手放すことへ。  規則に従うことから、見抜いたうえで離れる勇気へ。  正解を求めることから、  すべてが答えでいいと許すことへ。  争うことから、流れに任せることへ。  外に力を探すことから、  内側に静かに座ることへ。

以前の私は、ただ「日々を過ごして」いた。  今年は初めて、  時間に抱えられて生きている気がする。

何もしなかった日でさえ、  夢が私を別の教室へ連れて行き、  学びきれないほどの課題を詰め込んでくる。

一冊の本を読み終えていないのに、  一ページごとに百回感動している。  宇宙は理解できていないのに、毎日、やさしく打ち負かされている。

私はとても小さい。  細胞のように、  ごま粒のように、  これ以上ないほど小さい存在だ。

それでも、  こんなに大きな世界、  こんなに深いエネルギー、  こんなに広い空間を見ることができる。

たぶん、  私が本当に小さいからこそ、  世界はこんなにも巨大で、  心を打つのだ。

今年いちばん深く感じたこと。  それは——  どんな一点も、無限への入口だということ。  どんな小さな出来事も、  境界の向こうへ連れて行ってくれる。

生きているって、本当にいい。



—— 潯珩亂筆 | XC Scribbles · 貳拾四 XXIV 🌌✨

‹ 🎐 潯珩亂筆 025 - ✨メリーゴーラウンドの気持ち

🎐 潯珩亂筆 023 - ✨宇宙にそっと押された小さな道 ›

YouTube
X
Threads
Instagram
YouTube
X
Threads
Instagram
http://sss.com